2割近くが急性の栄養失調 北朝鮮の乳幼児調査
【バンコク共同】北朝鮮の四つの道(日本の県に相当)で、乳幼児の栄養状態を国連児童基金(ユニセフ)が調査した結果、2割近くが急性の栄養失調に陥っていることが分かった。ユニセフ東アジア太平洋地域事務所(バンコク)が25日、明らかにした。(後略) 出典:47NEWS
国連や慈善団体の北朝鮮に対する支援は現体制の延命であり、最悪の状況を今後も継続する手伝いにしかならない。
病人の治療どころか診断もせず、殆ど効かない痛み止めを飲ませ続けているに等しい。
この現状ではもう、外科手術でしか治せないのではないかと感じる。
どう考えても
北朝鮮は失敗国家であり、朝鮮人を助けたいなら同民族である韓国に吸収させるべき。
しかし当の
韓国は、同胞の命より
お金の方が大事なので中々統一に本腰を入れない。
このままでは朝鮮戦争を戦った年代が減り続けて、結果的には終戦が遠のくのではないか。
(韓国と北朝鮮は現在休戦中であり、戦争は継続している)
中国は北朝鮮を緩衝地帯として
便利に使っている。
傀儡政権樹立の機会はこれからも探り続けるが、現状でも資源は吸い取れているので、価値が無くなるまで時間を稼げばよいとでも考えているように見える。
米国は基本的に、北朝鮮にはあまり関心が無いようだ。
北朝鮮は小うるさい国だが、北米に撃ち込めるミサイル技術は未だ無いしその気も無い。
ユダヤにつつかれるイランは真剣に考えるが、潰しても金にならない北朝鮮は
取敢えず現状維持で、という態度。
拉致問題に関心があると
言うだけならタダだし、簡単に日本が喜ぶからこれは時折利用する。
翻って
日本はどうか。
拉致された同胞を取戻せぬまま、これを理由に発動した経済制裁も中途半端で迂回貿易が跡を絶たない。
北朝鮮産の魚介類は輸入停止したが、入れ替わりで急に中国産が増えたのは何故か。
私は少しでも制裁のお手伝いをしたいので 「日本海かにツアー」 等は本当に日本産か確認出来ない限り行かない。
拉致問題解決に熱心な松原仁氏が担当大臣となったが、「ゾーゼー」 しか話さぬ九官鳥を頂いた
政府にやる気が無い現状では動き難いだろう。
北朝鮮を支援する国や団体はいくつかあるが、中でも
WFP (世界食糧計画) は罪深い。
どれほど食糧を支援しても肥え太るのは金一族や取巻きだけだと解っているのに、
「ごく一部が闇市に流れるだけでも民衆の助けになっている」 とほざく担当者。
実際どれだけの支援が困窮層へ届いているのか把握する為にも追跡調査が重要だが、内情を知られたくない北朝鮮政府から言われるままに駐在員を削減し、必要とされる物資も北朝鮮が欲しがる量をそのまま世界へ発表するのみ。
よしんば調査したとしてもそれは北朝鮮の惨状を世界に印象付けるのが目的で、食糧生産量が最も減る真冬に、本来生産に適さない痩せた土地を調査しては 「このままでは××万人が飢える!」 と喧伝する。
日本ではアフリカの子供が配給を受けるイメージCMで金を集め、その日本が経済制裁しているはずの北朝鮮へせっせと食糧援助。
もっと身近で困っている日本人も多い中、WFPへの寄附を募るCMを垂れ流す
ACにも疑問を感じる。
そして、日本人は世界一素晴らしい人々だと思っているが、数多の募金が全て題目通りに届いたなどとはとても思えない。
大震災後、日本中で増殖した募金箱には違和感を禁じえなかった。
善人気分になりたいだけだから募金の詳細は知らないし考えもしないという人が如何に多いかは、ホワイトバンド運動等で証明済み。
さぞ募金詐欺もやりやすかろう。
それでも世界で類を見ない程に高効率であったろうと推測はするが、出納記録が無いので確認のしようも無い。
私は街頭で募金を呼びかけられてもその場では出さず、団体の名前を覚えて帰りネットで調べる。
収支報告は出すのか、悪い情報が無いかを確認し、その上で応援する気になれば振込等で寄附する。
善意は必要な所へちゃんと届き、詐欺師は絶えるべきと考えるからだ。
街頭で硬貨を投入するのは簡単だが、その金が何に使われたのかを確認する義務も付随すると認識して頂きたい。
Wikipediaを辿っていて見付けた 「スラックティビズム」 という語の意味は、私も含め多くの人にとって耳の痛い、しかし意識すべきものの様に思えた。
スラックティビズムとは
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